こんにちは。あめちょこです。
皆さん突然ですが、「やらないことリスト」って作ったことありますか?
「やりたいことリスト」じゃなくて「やらないことリスト?」
そう。やりたいことが増えてくると、何から取り掛かったら良いかわからなくなってしまいますよね。それに圧倒的に時間が足らない。
そんな時におすすめなのが【やらないことリスト】を作ることです。
人生を豊かにしたい、そのためにやりたいことがたくさん。
1日は24時間。
仕事も子育ても頑張っていたら、圧倒的に時間が足らないですよね。
時間がなくなると、ついお金がかかることもありますよね。
【やらないことリスト】を作ると、無意識に今やっていることの中から「やらなくても困らないこと」「自分がやらなくても良いこと」が見えてきます。
するとそこに使っていた時間を他のことに使うことができます。
【やらないことリスト】を作ったらこれだけ時間ができた、という目安がわかります。
「やらないことと手抜きは違う」という考えについても触れています。
- 毎日忙しくて時間が足らない人
- やりたいことリストで頭がいっぱい、何から取りかかれば良いかわからない人
- 【やらないことリスト】を作ってみたい人
- 【やらないことリスト】の具体例が知りたい人
私のプロフィール
会社員歴20年以上のひとり親です。
共働きで子ども3人を育てながらフルで仕事してきました。
元夫と親族と価値観が合わず離婚しました。
別居時に資産ゼロになったので現在お金の勉強中です。
広汎性発達障害、在宅小・中学生の子育て経験があります。
【やらないことリスト】を作るためにおすすめの方法
いきなり【やらないことリスト】を作るといっても、目的がないと作りにくいですよね。
まずは頭の中のゴチャゴチャを整理するために価値観マップを作ってみることをお勧めします。
価値観マップを作って頭の中を整理する
リベラルアーツ大学の両学長は「人生の羅針盤」として価値観マップをお勧めしてますよ。
ところで価値観マップってなあに?
自分がどんな価値観を持っていて、何を大切に生きていて、これからどんなことがしたいか、漠然と描いていた頭の中を整理することができます。
とはいえ、価値観マップを作成するだけでも時間はかかります。
やらないことリストを作る前に価値観マップを作るだけでも大変そう〜
わかります。その気持ち。
でもね、思い浮かんだことを書き出すだけでもOKです。
他の人が作った価値観マップを参考にしながら取り掛かればいいですよ。
【やらないことリスト】だけを作ってみても良いのです。
私が価値観マップを作るために使っているツールはマインドマイスター(mindmeister)です。
無料で3つまでマインドマップを作ることができます。
私がマインドマップで【やらないことリスト】を作る時には次の2点に気をつけました。
- やりたいことのためにやらないことは何か、考える
- どうしてやらなくて良いのか、理由を書く
これをみて何かヒントが浮かびましたか?
突っ込みたくなった内容はありますか?
書籍を読んで【やらないことリスト】のメリットを学ぶ
こちらの書籍は【やらないことリスト】をすでに作った後で読んだのですが、やらないことリストを作ることが勧められていました。
やりたいことはどんどん膨れ上がり1日24時間では足りない
やることがどんどん増えてしまった結果できなくなることも多い
「世界の「頭のいい人」がやっていることを一冊にまとめてみた」より
特に期限が決められた目標を達成するためにやらないことを作ると良い点について触れられています。
やりたいことをやるためにも、やらなくても良いことを見つけると目的が明確になります。
今やっていることの中に無駄なことがあればそぎ落とせば、時間が作れるわけです。
やりたいことばかり目標が増えたら、あれもこれもと欲張ってしまったり、途中で諦めてしまうこともあると思います。
自己肯定感を下げないためにも有効な考え方を学べます。
【やらないことリスト】の具体例を知る
私の【やらないことリスト】の具体例について2つ紹介します。
ここで明確にしたいのが、やらないこといこと=手抜き だとは思っていない事です。
今から紹介するエピソードは一例に過ぎません。
「朝ごはん作り」をやらない
「毎日」朝ごはんを作ることをやめました。
子育て中なのにありえない!という声が聞こえそう。
言い換えると「子どもが自分でできることは自分で準備してもらう。その時は朝ごはんを作らない」ことにしました。
では、どうして「朝ごはん作り」をやらないと決めたのか?
子どもが小さい頃は毎日朝ごはんを作っていました。
ある日の献立例
①ご飯+納豆+シラス+味噌汁+玉子焼き+ウインナーとピーマン炒め
②パン+たっぷり野菜スープ+目玉焼き
ある程度子ども大きくなってくると、朝食を食べずに学校に行ったり、起きれなかったり、思春期に突入して「いらない」と言うことが増えてきました。
「せっかく作ったのだから食べなさい」必死な私。残す子ども。
品数を多くして、栄養を意識して。。。
残った朝ごはんは、私が食べたり、お昼ご飯にする、1人虚しくなっていきました。
頑張りすぎて疲れました。
当時、モラハラ夫と姑は、菓子パンを大量購入して朝ごはんとして子どもに与えていました。
すると子どもは当然菓子パン派になるわけで。
自分の中では「朝食を食べさせなければ悪い母親」という考えも根強かったのです。
子どもが成長してきた今は、子どもにできることは子どもにさせる事にしました。
頑張らない、疲れない、と決めたのです。
(時にはサンドイッチを買ってくることもあります。)
間違っても毎日菓子パン、ということはしていません!
「毎日作らない」と決めたら心がすっと楽になりました。
ある程度子どもが大きくなった家庭や、私のように頑張りすぎて疲れやすい人には、考え方の参考になると思います。
「家事はほどほどにする」
フルで仕事をしてヘトヘトな日が続くと、掃除する元気もありません。
掃除のストレスを無くすために5年かけてものを減らしました。
ものが減ると掃除は楽になりました。
床にあるものが少なくなると、モップがけやコロコロを使ってささっと済ませることができます。
いつかお掃除ロボットが欲しい〜
番外編 【やらないことリスト】に加えないこと
【やらないことリスト】を作る上で大切にしていることは無理なくそぎ落とせる事かどうか。
つまり、無理をしそうなことや、できなかったときに自信を無くしそうなことは「やらないことリスト」に入れるのはやめた方が良いです。
というわけで、一度は【やらないことリスト】に入れようとしたものの、後から除外したことの中から一つご紹介。
二度寝をしないこと
二度寝しなければ早起きができて、朝活につながる。
とはいえ、冬はお布団が恋しいです。
多分二度寝してしまいます。
というわけで、「二度寝をしない」はリストから外しました。
あえて【やらないことリスト】に加えない事に、その人らしさが出るでしょうね。
良かったらツイッターやお問い合わせフォームから個性的なご意見お待ちしています。
【やらないことリスト】で効果があったこと ベスト3&作り出せた時間
特に実践して効果があったことは次の3つです。
- 子どもに期待しない
- 1人で仕事を抱え込まない
- 人にぐちぐち言わない
※あくまで個人の主観です。
BEST1:子どもに期待しない
これを言い換えると「頑張っている母親アピール」をやめた、とうことです。
我が家には在宅中学1年生の三男がいます。
小学4年生の頃から学校に行けなくなりました。
子どもが学校に行かなくなった理由はまだよくわかりませんが、無理矢理行かせようとすればするほど、行きません。
当時は親権争い真っ只中。するとどうなるか。
不登校になったのは母親の養育が悪いからだ。
こう言われて悲しくなりました。
最初の3年間は「今日は学校に行くの?」「どうして行くと言ったのに行かなかったの?」問いただし、なんとか学校に行かせようと必死になっていました。
一通りのバトルを繰り広げ、子どもの自尊を傷つけてしまいました。
次に「学校に行かなくなった原因を作った私が悪い」と落ち込みました。
そんな不安定な母親を見て子どもも不安定になる。
まさに負のスパイラル。
子どもに期待してしまい、親権の事や、学校からどうみられているかばかり気にしていたのです。
でもちょっと待って。
これって結果的に子どもを傷つけているんじゃない?
それに、モラハラ夫のいうことを気にしていてもキリがない。
だって、育てていない人が私の嫌がらせのためだけに言っていること。
そんなことを気にしている場合ではない。
だったら、子どもが落ち着くまでとことん付き合おう。
反抗期OK、ぶつけてくれるだけラッキー!
というわけでこんなふうにシフトチェンジ!
- 学校に行かなくても、行けなくても、元気でいてくれたらそれでいい
- 勉強は本人がやりたくなったらいつでもできる
- この子にはたくさんの見守ってくれる友達と優しい先生や支援者がいて幸せ者
- 在宅中学生として家を守ってくれている
なんだか急に別人みたい!
よく言われます(笑)どうしてそんなに前向きなの?と。
ただし暴言や暴力だけは許しません!そこは毅然と伝えます。
それに不安がゼロになったわけではないですよ。
「頑張っている母親アピール」を卒業し、「子どもに期待しない」、不思議なほど子どもが穏やかになりました。
このことについては、いずれ記事にすることも考えています。
やらないことで作り出せた時間
学校に行くか行かないかで揉めていた時間
不登校の子どものことを気にしすぎて気を揉んでいた時間
半日以上/日
BEST2:1人で仕事を抱え込まない
私には上手に仕事を振ることができず、1人で仕事を抱え込む悪い癖があります。
「こんなお願いをしたら嫌がられるんじゃないか」「みんな忙しいんだから自分で頑張らなきゃ」と言った具合です。
よく考えると、私じゃないとダメだという仕事はないんです。
「ここが苦手なので手伝って欲しい」「協力してほしい」とお願いできるようになり、自分の仕事に集中できる様になりました。
日頃の信頼関係あってこそ。
相手への感謝の気持ちを大切にしています。
やらないことで作り出せた時間
一つの仕事を任せる時間
約2時間/日
BEST3:人にぐちぐち言わない
離婚前、長くモラハラをされていた頃は、自分の置かれている環境が普通なのかどうか確認したくて、愚痴ばかりこぼしていました。
「これはモラハラなの?」「これってうちだけ?」聞いて欲しい気持ちが先行して、ぐちぐち
今振り返ると、毎回愚痴ばかり聞かされていたら、相手も良い気分はしませんよね。
どれだけ相手の時間を奪ったことでしょう。
悩みを聞いてくださった方には感謝でいっぱいです。
モラハラから解放され、数年かけて元気になっていく中で、愚痴を吐いていた頃の自分が恥ずかしいですが、これも経験して気がついたこと。
やらないことで作り出せた時間
愚痴をこぼしていた時間
職場;30分以上/日
友人;60分以上/日
家族;60分以上/日
2022年版【やらないことリスト】5つ
基本的には2021年に作ったリストは継続しつつ、見直しました。
- 本当に必要なもの以外は買わない
- 芸能ニュースを見ない
- 古い価値観を人に押し付けない
- 会社の雑談には無理に参加しない
- 人と比べない
本当に必要なもの以外は買わない
例えば、不動産投資の勉強を始めたからと言って焦って物件を買うようなことはしません。
→そのために勉強を続け、相談仲間を増やして、物件を見極める力をつけていきます。
納得して不動産投資が始められるように、今は貯蓄を増やします。
芸能ニュースを見ない
以前は暇さえあればYahooトピックスで芸能ニュースを見ていました。
あるとき、両学長の動画で「ニュースダイエット」という言葉を聞いて、芸能ニュースを見ることをスパッとやめました。
iPhoneのSafariを立ち上げたときに、目に入らないようにブックマークを消しました。
2021年後半から取り組んでみて習慣化しています。
芸能ニュースを見るのをやめても別になにも困ることはないし、人のことを気にしている暇はないし、時には悲しいニュースに触れて一緒に落ち込むことがなくなりました。
作り出せる時間
朝起きてすぐ、昼休憩、仕事終わり、夜寝る前
15分×4=60分
古い価値観を人に押し付けない
よく仕事でも昔のことを自慢する人がいますよね(あ、耳が痛い)。
それって、その時はそのやり方でよかったでしょうが、もう何年経ちますか?
価値観も制度も人も変わります。
人それぞれに価値観が違うので、人の意見から学ぶ姿勢でありたいです。
会社の雑談には無理に参加しない
コロナ禍で黙食がマナーになりました。
これが良いきっかけになったかもしれません。
コロナが終息しても、お昼休憩は雑談の割合を半分に減らし、休憩時間を有効に使うのが目標です。
人と比べない
人と比べて落ち込む時間はもったいないです。
それよりもおすすめなのは昨日の自分と比べること。
そのためには、自分を好きでいること。
油断するとすぐに人と比べてしまうので、ちょっとだけ、昨日の自分と比べて自分を褒めてあげるだけでも良いのです。
まとめ
この記事を書いてみると、今までやらなくて良かったことにたくさん時間を使っていたのだなと俯瞰することができました。
やらないこと=手抜きだと考えない
本当にやりたいことが明確になる
無理なく時間をそぎ落としてみる
皆さんも、頭の中に新しい情報を入れる余裕ができて気持ちが楽になるので、ぜひ試してみてくださいね。