こんにちは。あめちょこです。
今回は私がモラハラのストレスで突発性難聴になった体験談をお話しします。
ストレス?急に耳が聞こえにくくなった?異変を感じている人
耳の聞こえが悪くなったり耳鳴りがするけど、病院に行けば良いか分からず悩んでいる人x
「突発性難聴」聞いたことはあるけど、どのような経過になるのか知りたい人
突発性難聴の経験がある人
モラハラによるストレスも要注意、今モラハラで悩んでいる人
なぜこの記事がおすすめなのか突発性難聴はストレスと密接に関係する病気です。
私は仕事関係でたまたま言語聴覚士の知り合いから「急に耳の聞こえが悪くなったらまず受診!」ということを聞いていたので、自分が突発性難聴になった時にもすぐに受診することができました。
知らなかったらもっと受診が遅れていたかもしれません。
ですから、一人でも多くの方に突発性難聴の兆候を知ってもらい、重症化を防いでほしいのです。
「突発性難聴」は自分にも起こりうることを知っておけば身を守ることができます。
私のプロフィール
会社員歴20年以上のひとり親です。共働きで子ども3人を育てながらフルで仕事してきました。 元夫と親族と価値観が合わず離婚しました。 別居時に資産ゼロになったので現在お金の勉強中です。 広汎性発達障害、不登校の子どもの子育て経験があります。
私が突発性難聴になるまで
モラハラ、子どものパニック、日々のストレスがMAXに
これは私が離婚する数年前、ちょうど自閉症の次男が情緒不安定で暴言が激しくなり、何を話しかけてもパニックで大変だった時期の出来事です。
障害の子どもの対応については学校の先生や主治医に相談しなんとか頑張っていましたが、元夫から「私の対応が悪い」と責められる日々。
子どもへの対応を工夫しても難しく、焦って確かにイライラしていました。
その割に元夫は子どもとても甘く「なんでも欲しがるものは与えれば良い、本人が欲しがっているのだから。」というし、向こうの親族まで私には何も言わず次々欲しいものを与えるので、子どもたちは当然買ってもらえる方が嬉しいのです。
すると、お目当てのものを買ってもらえるまでパニックが続く感じでした。
「次のクリスマスまで待とうね」とか「お誕生日にしようね」と言う私の声は全く届かず、どんどん子どもと私との関係も悪化していきました。
あっという間に部屋はおもちゃで溢れかえり、「部屋が散らかってでも本人の好きなようにさせた方が良い」と言う元夫とも意見が合いませんでした。
自分が変わろうと努力する日々
「母さん(私)の接し方が良くない、俺に全て任せろ」といった具合でした。
確かに私も怒ってしまう。それには毎回理由があるわけだけど、怒った時のことしか見ていないので、なぜ私が子どもに怒ったのか事情を説明しても伝わることはありませんでした。
その頃に行った家族旅行でも元夫と姑たちの謎の行動がエスカレート(いつかご紹介しますね)。
なんとか私も落ち着いて行動できるように、次男に優しく接していけるように、四時起きで家事も自分の時間も落ち着いてしようと頑張りました。
同じ24時間の過ごし方、どう考えても私1人で動きすぎ。
なのに「一切家事をしていない」と言われて悲しい気持ちで日々過ごしていました。
ある日突然片耳が聞こえなくなる 突発性難聴を発症
そんなストレスフルな生活を送っていたある日、突然片耳が聞こえなくなりました。
左耳に水が入ったようにほとんど聞こえなくなり、耳鳴りも始まりました。
明らかにおかしい。
上司に話すと「突発性難聴かもよ。すぐに病院に行っておいで」と促され、早退して病院に行きました。
突発性難聴の症状(私の場合)
- 片耳だけ突然プールで耳に水が入ったような閉塞感(片耳というのは特徴だそうです)
- 急に片耳の聞こえが悪くなる、特に低音
- 耳鳴りがする(ドレミファソラシドのラが「ラーーーーーーーー」ずっと聞こえる)
病院受診、聴力検査、診断
早期に受診したことを褒めてもらいました。
以前お仕事でご一緒した言語聴覚士さんから突発性難聴が疑われるときにはすぐに!受診する!と教わったことを覚えていたことが功を制しました。
時間が経てば経つほど聞こえが悪くなる可能性が高いと言われました。
聴力検査の結果は、明らかに左耳の聴力が低下して、重低音が聞こえていない状況でした。
医師からの第一声は「突発性難聴です」。やっぱり。
そして「ストレスが原因でなることがおいのですが、思い当たることはありますか?」と聞かれました。
この質問を待っていたかのようにに家庭でのストレス、特に次男の育児が難しいこと、家族の理解が得られないことなど、思い切り聞いてもらいました。
パソコンで記録をしつつ私の顔も時々見てくれてしっかり聴いてくれました。
入院か?在宅療養か?
本来なら1週間入院してステロイド剤の点滴と、ベッド上安静にした方が良いと勧められました。
治療には入院と自宅療養の2つがあります。あなたの場合は入院がお勧めですが
ご家庭の事情もあると思うので良く考えて決めましょう。
自宅で静かに療養できる環境はありますか?
子どもが小さいので入院は難しいです。自宅の2階で静かに過ごす部屋はあります。
1週間、仕事は休んでください。スマホ、読書、テレビ、イヤホンをつけて音楽を聴くのもやめましょう。
大きな音やストレスは刺激になるので、何もせずに静かに横になって休むこと。
家事もできれば控えてください。
徹底できますか?
わかりました。家族に協力を求めてみます。
子どもが小さいので100%静かな環境を作るのはちょっと難しいかもしれませんが、一時的に一人部屋にして過ごせるように、家族で話し合ってみます。
自宅療養の様子
こうして私は自宅療養を選択し、家族にも説明しました。
1週間真面目に先生の指示を守って、仕事を休み、携帯も触らず、音楽も聞かず、本も読まず、ただ横になってゆっくりと過ごしました。
ステロイド剤もきちんと内服しました。
子どもはとても心配してくれました。
今思うと元夫からは「大丈夫?」の一言もありませんでした。
子どもの世話や家事をお任せしなければならないので心苦しくも「お願いします、ありがとう」と伝えました。
子どもたちは時々そーっと部屋に様子を見に来てくれました。
この1週間で色々考えたことがあります。
なんとなく違和感を感じていた生活。
段々と義実家の干渉が激しくなる日々。
まだ自分がモラハラを受けていて、洗脳されていることに気づいていなかったのですが、
この数年後に別居することになる訳です。
再発を防ぐために気をつけたこと
幸い早めに受診して治療をしたので私の聴力は1ヶ月後にはほぼ正常値に戻りました。
治療のタイミングが遅くなればなるほど、聞こえが悪くなると言われていたので少し不安もあったのです。
実際仕事でお年寄りに接していると、割と高頻度で突発性難聴になった人に出会いました。
高齢で難聴の方と話をしていると、中には治療が遅れて難聴気味になり後悔されている人もいます。
「すぐに受診する」という情報がとても役に立ちました。
私の場合、耳鳴り「ラーーーーーーー」という音がしばらく続きましたが、
数年経ち耳鳴りも気にならないほどになっています。
発症後の経過については個人差があると思います。
さて、医師からはストレスで再発しやすいと言われたため、私は再発を防ぐために次のように気をつけました。
- 指示に従い安定するまでは定期的に受診した
- 確実に内服した
- それまで続けていた4時おきは一旦やめた
- 1人で家事を頑張りすぎるのをやめた
- 仕事を頑張りすぎないようにした
- 物の多さがストレスの原因だと気づき、断捨離をしてものを減らした
まとめ 突発性難聴はストレスでなりやすい身近な病気
突発性難聴については知っていたけれど「あまり自分には関係ない」と思っていた私の体験談で感じたことをまとめます。
- 突発性難聴の症状が出たらすぐに耳鼻科受診する
- 治療が必要な期間は医師の指示を守って安静に過ごす
- 自宅療養を選ぶ場合は家族の協力が不可欠
- うまく後遺症と向き合う
- 医師の指示に従い定期受診する
- 再発に気をつける
- ストレスの原因を探る
- 案外周りでも突発性難聴を患った人が多い(治療のタイミングが遅れることで難聴で辛い思いをしている人にも遭遇した)
特に私のようにモラハラで悩んでいる人は、これ以上ストレスが大きくならないように誰かに相談しましょう。
この記事を読んでもしかして私もモラハラを受けている?と気付く人もいるかもしれませんね。
実際私も自宅療養の一週間は、ストレスの原因を振り返る良い時間になりました。
後々言われたことですが、義実家では自宅療養中の私のことを「何もしない嫁」悪口を言われていたようです。
空いた口が塞がりませんでしたが、
私の場合は家族に安静が必要でも理解されない程だったので、今となっては本当に家を出て良かったと思います。
もしも突発性難聴になるほどのストレスに気付いたなら、今後の生活についても見つめ直す時なのかもしれませんね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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