日々のこと

私が会社員を卒業した理由

こんにちは。

あめちょこです。

20年以上働いた会社を2023年3月に退職しました。

働き方について真剣に模索しはじめ、行動をはじめてから退職の決意をするまでにかかった時間は2年以上。

この記事ではなぜ会社員を卒業しようと思ったのか、その理由や卒業までの行動についてお伝えします。

私のプロフィール

会社員歴20年以上のひとり親です。2023年に会社員を卒業しました。

共働きで子ども3人を育てながらフルで仕事してきました。

元夫と親族と価値観が合わず結婚生活19年で離婚しました。

別居時に資産ゼロになったので現在お金の勉強中です。

広汎性発達障害、不登校の子どもの子育て経験があります。

2021年1月 リベ大の動画に出会う

離婚を経験し、精神的に参っていた時に、シングルマザーとしてどうやって生活していけばいいのだろうか、このまま会社員として働いていていいのだろうか、と考えていました。

この頃の私の働き方は、夜勤はないものの、平日残業は当たり前で、毎年事業が増えていき疲れていました。

通勤時間が片道1時間、混雑の具合で時間が変わります。

その上帰り道では眠気が強くなって、ヒヤヒヤすることも多々ありました。

なんとか現状を変えたい、でもどうすれば良いかさっぱりわからない。

会社員の働き方しか知らない私は、まだ他の働き方を考える余裕はありませんでした。

漠然としたお金の不安が大きかったので、あらゆる動画で節約や物を減らしてミニマリストになれば何かが変わると思って、関連する動画を見ていました。

ある時、リベラルアーツ大学の両学長の動画がオススメで登場するようになり、動画を見るようになりました。

その時はマインドマップを使った説明に衝撃を受け、ゆったりした話のスピードや動画の内容にも説得力があると思い、次々に視聴するようになりました。

リベシティってなんだろう?と思い興味本位で入会しました。

それが2023年3月のことです。

2021年3月 お金の勉強を本格的に始める

お金の勉強を始めたり、人生論を学ぶうちに、自分には何が関係するかを考えるようになりました。

会社員を続けながら副業をするか、転職をするか、という選択肢が増えていきました。

しかし、転職といっても年齢を理由にして諦めていました。

また収入が増える転職は職業柄ありません。念のために転職サイトで調べてみましたが

介護や福祉の業界では募集はたくさん出ていても、収入は半減することがわかりました。

また年齢を理由に自分には無理なんだ、このまま会社員を続けるしかないんだ、と卑屈になっていたのをよく覚えています。

そんな時、毎日動画で「今日が人生で一番若い日」と聞くうちに

年齢を言い訳にできないと思ったのです。

だったら自分が今から行動したらどれだけ変われるかやってみよう、買われなかったとしても行動した自分を褒めてみよう、と思ったのです。

「今日が人生で一番若い日」この言葉を、自分を信じてみようと思いました。

とても勇気がいることでした。

毎日両学長の動画を視聴しました。過去2年分遡って視聴しました。

2021年9月 副業開始

何か副業を始めたい、どんな副業があるのか調べました。

自分に合っている副業はなんだろう?いくつか副業の候補はあったのですが、何が自分に向いているかわかりませんでした。

せどり:リサーチに時間がかかる、手元資金がたくさんいるので今はやめようと断念

動画編集:興味はある、いつかやってみたい、だけど一人ではよくわからない

ブログ:文章が苦手

それでも経験談を書いてみたいという思いが続きました。

少しずつリベシティの中でも交流が増えていき、仲間からも「その体験談をブログに書いてみたら?」といってもらうことができ、ブログをスタートしました。

この頃はまだ会社員を続けることがベースで辞める選択肢は頭の中に仕舞い込んでいました。

本当は責任ある仕事が増えて大変だったのですが、やりがいが大きいことと、収入の安定から逃れられないために会社員を辞めるという選択肢にはなりませんでした。

辞めたら生活がどうなるかがわからないため、収入の柱として維持するしかないと思い込んでいました。

この時期にブログを立ち上げました。副業収入を増やすのが目的だったので毎日コツコツ文章を書く練習だと思って始めました。

2022年1月 副業や資格勉強で時間がいくらあっても足らない問題

ブログをはじめ、簿記の勉強をはじめ、コツコツ頑張っていたのですが、そうすると

時間が圧倒的に足らなくなりました。

会社員として働きながら副業をしている人が本当にすごいと思いました。

しかし私には器用なことができません。

副業を頑張って本業がおろそかになってはダメだと思いました。

では本業を頑張りすぎたらどうなるか?

今度は副業や自分の時間を楽しく使うということができなくなる、どのバランスが良いのか悩みました。

会社では毎年毎年事業が増えていくので、慣れている事業はそのままに、より良く改善いきたい気持ちがあっても、組織の中では叶いません。

組織を変えるには一人の力ではとても無理です。

本業に費やす時間も足りませんでした。

なんとか副業収入を増やして、そしてやったこともないITなど本業以外の分野で仕事を確立していくのは私には難しいと感じました。

2022年4月 1年後に退職すると周りに宣言

ちょうど会社でも色々な人間関係のトラブルがありました。

この会社で、この人間関係の中でやっていけるか不安になりました。

組織の中で働くことに疲れてしまいました。

ずっと何年も心の中にしまっていた想いでした。

オンラインコミュニティでは、会社員をやめてフリーランスになる人が目につき羨ましく、憧れていました。

私はこのまま定年まで働くことになるのだろうか?真剣に悩みました。

本当は定年まで我慢した働くのは限界でした。

だけど具体的に何をやるか決まっていないのに辞めるのはリスクがあるので、会社員を辞めた場合の生活シミュレーションをしました。

とりあえず向こう半年の生活防衛資金はなんとかなりそうだと思いました。

あとは辞める時期。

2022年4月、年度が変わったばかりで辞めるのは流石に残った人が大変だと思ったので、

1年後にあたる2023年3月末と決めました。

2023年3月末に決めた理由は他にもあって、

三男が中学3年になるタイミング、高校受験をするとしてもしないとしても寄り添いたいと思いました。

会社の人事のことまで考えていたらいつまで経っても辞めるタイミングを見失うと思いました。

まず先に両親、子ども、友人、オンラインコミュニティの仲間に伝えました。

かなり勇気がいりました。

「ああ宣言してしまった。もう後には戻れない」

宣言したら本当に辞めるということ。会社員の安定から抜け出せない私は、そんな宣言したら後に戻れないからやっぱり宣言はやめよう、と何度も思いました。

それだと今までと何も変わらない、やっぱり宣言しなきゃ変われない、自分から変えていかなきゃ、考えがぐるぐるしました。

ちなみに会社の人にはまだ言いませんでした。

2022年10月 上司に退職宣言

会社へは退職1ヶ月前までに退職届を出す必要がありました。

しかし1ヶ月前だと人事異動や引き継ぎで迷惑をかけてしまうことを気にしました。

円満に退職した方が後々仕事を一緒にするとしてもお仕事がしやすいと考えました。

上司には家庭の事情と伝えました。

初めは辞めないでと止められました、もっとこれから一緒に仕事がしたかったから寂しいし残念と言ってくださり、嬉しかったことを覚えています。

上司と相談し、部署内で公表するのは1月中にしようという話になりました。

2023年1月

ついに部署内で退職することを伝えました。

誰も私が辞めると思っている人はいなかったので驚いた表情をされました。

ごく1部の人は無表情のままで何も理由を聞かれました。

おそらく有休消化をすることも、仕事に対しても面白くなかったんじゃないかなと思っています。

そこから風当たりが強くなりました。

ほとんどの方からは「どうして辞めるの?」「まだ定年じゃないでしょ?」「病気なの?」と心配してくださいました。

しかし同じ部署の人からはなにも聞かれなかったのです。

私は組織に所属して部下を育成するのは向いていないと気がつきました。

ただ、私が辞めても業務で困らないように引き継ぎ資料をコツコツと作成しました。

会社員卒業への憧れと葛藤

とにかく自由な時間が欲しい、だったら収入の柱をふやしたい、そのためには副業、副業をすると時間が足らない、この繰り返しで葛藤していました。

読書もしたい、副業もしたい

どう考えても時間が足らないのです。

私はシンブルマザーだから稼ぐ柱が1本しかないのは厳しいので、共働きだったらよかったのにと卑屈になることもよくありました。

結局生活のことを考えると会社員すぐやめられない

子育てに合わせて働きを変えてもいいんじゃないか?

これまで仕事を軸に子育てしてきた気がして後悔

自分を大切に自分に正直に行動したい

会社員から解放されたい

もう20年以上十分頑張った

会社員以外の働き方について調べてみたいし、自分が経営者になることができるならやってみたい

こんな感じで毎日毎日葛藤していました。

会社員を卒業しようと決心した理由

20年以上会社員としての働き方しか知らずに頑張ってきたので、

他にも色々な働き方があることを学ぶうち、まずは自分が行動を変えようと思えるようになりました。

行動を習慣させることを心がけました。

朝活で時間を有効に使い、簿記やFPの勉強をして知識武装する

会社の有給を自分のために取得しました。

フリーランスや経営者の方に直接会って話を聞く機会を増やしました。

仕事を辞めても本業を活かして仕事ができそうだと思えるようになりました。

すでに起業している本業仲間の先輩や、オンラインでも起業した過程を発信している方に出会い、私の本業の知識や資格を活かして独立ができることがわかりました。

自分の強み・資格を活かすことについて

凡人の私は成績も良くなくて、将来のことが思い描けず、とりあえず勉強して何か資格を取ろうと

高2の時に決心し、専門学校に通って看護師免許、保健師免許を取得しました。

20数年前の看護師免許は専門学校が主流でして、短大も私にはレベルが高かったです。

がむしゃらに勉強してなんとか専門学校に入学でき、3年間で看護師を、

看護師の国家試験受験と同時に、保健学科の専門学校を受験しました。

これが奇跡的に合格し、1年専門学校に通い保健師の免許を取得しました。

保健師の資格をとったことがその後の私の長い会社員人生でも役に立ちました。

会社員時代にケアマネジャーの資格を取りました。

業務上必要だったので取得したと言っても良いのですが、これも後に主任介護支援専門員の取得につながるので、受けてよかったと思っています。

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