子育て

【ママさんからのお悩み相談】小学校入学後に特別支援学級に移るのは難しいの?

こんにちは。あめちょこです。

知的障害のある子どもの子育て経験があります。

保育園の頃から先生にはたくさん相談し、小中高を通じて良い支援者に恵まれました。その子育て経験を知っている人から直接相談されたり、時には相談を依頼されることがあります。

・知り合いで子どもさんの発達のことで悩んでいる人がいるから相談に乗ってあげて

・もしかしたら発達障害なのかな?

・子どもの発達障害と診断されたけど将来のことが不安、子育ても、お金のことも

先日小学校低学年のお子様をもつ若いママさんから「特別支援学級に入れなくて困っている」というお悩み相談がありました。

私のプロフィール

会社員歴20年以上のひとり親です。

共働きで子ども3人を育てながらフルで仕事してきました。

元夫と親族と価値観が合わず離婚しました。

別居時に資産ゼロになったので現在お金の勉強中です。

広汎性発達障害、不登校の子どもの子育て経験があります。

この記事はこんな人にオススメです

発達障害の子どもを育てている保護者の皆さん

なぜこの記事がオススメなのか

結論をいうと通常学級から特別支援学級へ移るのはお子様の状況によるため学校関係者や専門家にきちんと相談してくださいね。

私の子どもは小学校6年間と中学校3年間と特別支援学級で過ごしました。小学校入学後に通常学級に馴染めなくて特別支援学級へ移りたくても移れなくて困っているママさんからの相談を記事にしました。

ママさんの悩み

友人を通じて発達障害のあるお子様を育てているママさんからの相談がありました。

発達障害グレーと言われていて、通常学級では馴染めないみたい。

学校にも「行きたくない」と言い出して。

学年が変わる時に特別支援学に変わりたいと相談したけれど、教育委員会の許可が出ないらしいんです。

といったもの。

勉強が難しくなっていくこと、言葉のちょっとしたニュアンスの理解が苦手であったり、だんだんと学校にいけなくなったようです。

「行きたくない」「お腹痛い」と言って学校をお休みがちになったというのです。

私の息子の場合は就学のタイミングだったので、入学後に学級が変わるのは難しいのですね。

それだけでなく、年々特別支援学級に所属するお子様の数が増えているから、ニーズに対して受け入れが追いついていないのでしょうね。

毎日子どもが通常学級で困っている様子と、学校の連絡帳も見てもらったんですけど、それでもだめだったんです。

あめちょこ

特別支援学級に入る子がそれだけ増えているのかな。

通級を活用することも考えたの?

通級だと送迎しなきゃいけないから、仕事の休みが取れないから難しいです。かといって仕事をやめると生活が大変で。

私も通級という選択肢を考えたことがありますが、ママさんと同じ気持ちで利用を諦めたことを思い出しました。

相談主のママさんの素晴らしいところ

今回のお悩み相談のママの努力はすごい!

特別支援学級への壁があっても諦めていません。

家庭で困っていることを詳細に記録している

学校と教育委員会への交渉を諦めない

連絡帳を書くだけでも時間を使うことですが、このママさんはこまめに記録していました。

特に、学校では分からない家庭の様子が詳しく書かれていました。

きっと他にも同じような悩みで困っているママさんもいると思うので、柔軟な対応に変わって欲しいものです。

参考資料・特別支援学級の現状

少しデータは古いですが、文部科学省のデータによると、平成15年から平成25年にかけて特別支援学級が約2倍に増えているようです。

特別支援学校、特別支援学級、通級による指導を合わせると、3.11%増えているようです。

放課後等の教育支援の在り方に関する資料 データ集 P51より

周りの声を聞いても発達障害のお子様を育てている方が増えてきな、という印象だったので、なるほど、データとしても増えているわけですね。

我が子が特別支援学級に入った理由

我が子が特別支援学級に入った理由は次の通りです。

3歳の時広汎性発達障害と診断が出ている

療育手帳を所持している

通常学級での集団生活が難しい

特別支援学級では先生と支援員を含めると2−3人に対して1人の支援員がついているため、目が行き届く教育や、子どもの特性を理解してもらうことができたと思います。

通常学級の集団生活に馴染めなかったり、勉強についていくのが難しい場合には、学校に行きたがらなくなることも考えられます。

やっぱり診断名がついていないとむずかしいのかなあ。

あめちょこ

支援の方向性はつきやすいのかもしれないけど、みんなが診断を受けていると言うわけではないから難しいね。

ママさんの葛藤・私も同じ葛藤だったことを思い出す

ママさんの悩みは子どもに合った支援のために寄り添いたくても難しい、リアルな声でした。

  • 子どもの特性がまだうまく分からず、しっかり対応してやれない
  • 子どもが不安定な時は自分もイライラしてしまう
  • 子どもが学校でうまく過ごせるか心配
  • 学校に行けなくなったらどうしよう
  • この先どんな支援が受けられるのか分からなくて不安
  • 早くから支援を受けて子どもが将来困らないようにしたい
  • フルタイムの仕事だと会社に気を遣って再々子どものことで休みを取りにくい
  • では仕事をやめて生活ができるのかといえば、将来の教育費を気にしてやめる勇気が出せない

話を聞いているとどれも昔の私と同じ悩みでした。

必死にもがいて子どもと向き合っているママさんの様子がよくわかりました。

私も今もなお子どもにベストな対応ができているわけではありませんから、ママさんからの悩みはどれも自分ごとのように感じました。

きっと私も、相談されたママさんも、他にも同じ気持ちの方はいるのでしょうね。

今回の相談は子どもにあった支援を受けたいと言う前向きな相談でした。

小学校に入学して初めて勉強や集団生活を通じてお子様が苦手に感じていることがわかることは多いと思います。

入学後の学級の変更にはまだ課題が多いことがわかった相談でした。

私の子育て経験と相談内容が誰かのお役に立てたら幸いです。

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