こんにちは。あめちょこです。
産後すぐ働く予定です。両立できるかとっても不安です
出産という一大イベントを乗り越え、新生児の赤ちゃんのお世話もして、今度は職場復帰のことを考えるのはとても不安ですよね。
この記事を読んでいる皆さんは産後間もないママさんか
これから出産を控えている人で、出産後すぐに仕事をすることを考えている人だと思います。
産後すぐ働くって、結構大変っていうイメージがありませんか?
もちろん楽ではありません。
しかし産後すぐに働くことで得られることも多くありました。
この記事ではメリット・デメリットと産後2ヶ月で仕事復帰した私の体験談をもとに
今ならこうしておけばよかったな〜と思うことをお伝えします。
ちなみに保育園に預けたのは子どもが生後4ヶ月になってからですが
多くの乳児保育園が生後2ヶ月から預けることが可能です。
ぜひ産後の働き方のヒントにしてくださいね。
私のプロフィール
会社員歴20年以上のひとり親です。
共働きで子ども3人を育てながらフルで仕事してきました。
元夫と親族と価値観が合わず離婚しました。
別居時に資産ゼロになったので現在お金の勉強中です。
広汎性発達障害、不登校の子どもの子育て経験があります。
産後数ヶ月で復職または就職することが決まっている人
子育てと仕事の両立ができるか不安に感じている人
保育園に預けて働くことのメリットとデメリットを理解できる
保育園に預けて働くことで罪悪感を感じて欲しくない
産後2ヶ月で仕事復帰した私のエピソード
20年前、私は長男を出産して産後2ヶ月で仕事復帰しました。
といっても復帰先は新しい職場です。
ご縁があり病院での3交代勤務から日勤のみの会社に転職するタイミングが
産後2ヶ月目だったというわけです。
面接は妊娠8ヶ月の頃に受けました。
今思うと会社が先行き投資で採用に踏み切ってもらえたことに感謝でいっぱいです。
普通産後すぐの就職は子どものことで休みが多くなることがわかっていました。
無事に転職が決まったのは良いのですが、
「自分の体調が保つだろうか?」
「新しい職場に馴染めるだろうか?」
「子育てを任せきりにしてしまうことの申し訳ない」
「保育園から呼び出しがたくさんあったらどうしよう」
次から次に不安な気持ちが入り混じっていました。
子どもは生後4ヶ月になるまでは元夫の親族にお世話になりました。
三交代の仕事から日勤のみの仕事へ変われることと
土日祝日がお休みという福利厚生の整った会社だったので働きやすいことが
決め手となりました。
ただ気になるのは、当時50代の上司が昔育児休暇制度もなく仕事を続けて苦労されたため気軽に休暇を申し出しにくいこと。
仕事内容も1から覚えなければならなかったので
今となってはどうやって乗り切ったのあまり覚えていないです。
気が張っていたのでしょうね。
産後すぐ働くことのメリット5選
核家族化が進み、なかなか家族の協力が得られにくい時代です。
私は自分の家族が県外にいたため、日常的に子育て支援が受けられませんでした。
当時はまだ結婚していたため元夫の親族の助けを借りて子育てと仕事の両立で必死でした。
- 収入が増える/会社によっては扶養手当が出る
- 育児で煮詰まる時間が減る保育園の先生から子育てのアドバイスが得られる
- 日々の子どもの成長の変化に喜びを感じられる
- 程よい距離感のママ友ができる(参観日くらいしか合わない)
- 仕事を通じて社会的信用が得られる
収入が増える・会社によっては扶養手当がでる
経済的には共働きになることが多いので、稼ぐ力が2倍になります。
子育てにお金がかかるので収入の柱が増えるのは生活と心の安定に繋がります。
ただ今となっては必ずしもフルタイムでなくてもよかったと思っています。
例えば少し収入は減っても時短勤務やパートタイム、フリーランスなど働き方の選択肢を知っておく必要がありましたね。
育児で煮詰まる時間が減る・保育園の先生から子育てのアドバイスが得られる
当時は元夫も3交替勤務をしていたので基本的にワンオペ育児でした。
就職したての会社で慣れない仕事の疲れも重なる上に子育てをきちんとしなければいけないというプレッシャーでイライラすることもしばしば。
保育園に預けていると朝夕保育園の先生とコミュニケーションをとるのでちょっとした相談に乗ってもらえます。
1人で判断がつかないような子どもの体調の変化や子育ての不安についても話を聞いてもらえます。
たとえば咳が続くから病院に見てもらった方が良いかな?と体調の相談ができたり、日々の成長について共有できるのが心強いですよね。
それに日中は保育園で安全に生活できるというのは親子共々幸せなことです。そのおかげでお仕事が続けられたのです。
いくら子どもが可愛くてもママだって一人の時間が欲しいことがあります。
仕事をしながら適度に子どもと離れる時間ができ、一緒にいる時にはより時間を大切に接することができます。
日々の子どもの成長の変化に喜びを感じられる
私の場合は長男は生後4ヶ月から保育園に預けたので首が座って少したった頃でした。
離乳食も保育園メインで進みました。
月齢が進むと離乳食の量が増え、寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ち
1歳までの成長が目まぐるしくあっという間に過ぎてしまいました。
毎日保育園に提出する手帳を書くのも大変でした。
後で手帳を読み返すと
「この頃から離乳食をよく食べるようになってきているな〜」
といったちょっとした成長の変化が書いてあるので宝物です。
保育園ではたくさん写真を撮ってくれています。
きっと私が家で撮った写真よりも多いと思います。
同じ月齢で保育園に預けたお友達と写っている写真を見ては
段々と成長していく我が子を見るのが幸せでした。
程よい距離感のママ友ができる(参観日くらいしか合わない)
保育園のママとも付き合いでよかったことは、日頃の付き合いが浅くて済むこと。
これが私にはちょうどよかったです。
フルタイムで働いていたので朝夕保育園に滞在する時間もほんのわずかです。
その間誰とも会わなかったといえば嘘になりますが、会うとしても挨拶程度ですし
朝はお互い会社に遅れてはいけません。
子どものおむつ変え、検温、引き渡し全てにおいて必死なので
濃いお付き合いをすることもなく
「〇〇くん、〇〇ちゃんのおかあさんだ」という認識くらいのものです。
また、帰りの時間は私の場合18時ぎりぎりが多くて
1秒でもすぎると延長料金がかかるのでこれまた必死です。
でも焦ってお迎えに行っても何も良いことはありません。
延長料金のことを気にしてイライラすることもありました。
保育園の駐車スペースが限られていたので、
外でママ友さんとダラダラ立ち話することもできない仕組みに。
ママ友さんと仲良くなるのは参観日や運動会といったイベントの時だけでした。
月齢が同じ子のママさんや、同じ小学校区だとわかったママさんと仲良くなっていきました。
限られた時間なので濃い時間を過ごすわけではないので
私にはちょうど良い距離感でした。
仕事を通じて社会的信用が得られる
会社に所属しているというだけで社会と繋がっていると認識も大切です。
子育てに専念していると社会から取り残された気持ちになっていたと思いますが、会社の人や保育園などを通じて社会と繋がっていると思えるのです。
産後すぐ働くことのデメリット6選
子どもが小さいうちはゆっくり子どもに向き合って子育てがしたいですよね?
でも働かなければならない事情のある方も多いと思います。私もそうでした。
色々葛藤して感じたことをデメリットとしてあげてみました。
- 子どもと過ごす時間が減って罪悪感が残る
- ストレス発散で浪費しがちになる
- 睡眠不足になる/自分の時間がほとんどない
- 仕事も育児も知らず知らず頑張りすぎてしまう
- 再々保育園から呼び出し(発熱など)があり止むを得ず仕事を休む必要がある(職場に気を遣う)
- 保育料がかかる(節税対策必須)
私の失敗談!”仕事と育児でストレスが溜まると浪費しがちなので気をつけましょう!
子どもと過ごす時間が減って罪悪感が残る
保育園に預けるときに子どもが泣くので辛くなります。自分を責めてしまいそうです。
後ろ髪を引かれる思いですよね。子どもがママと一緒にいたい気持ちは嬉しい事。でも子どものためにも生活のためにも頑張って働いているので自分を責める必要はありませんよ。
何度も経験した後継です。
特に保育園に初めて預けた頃は毎朝親子揃って泣いていました。
こんなことをいうと「じゃあ保育園に預けるのはかわいそう」
という声も聞こえてきそうですね。
生活のためには働かなければならないのでずっと葛藤していました。
葛藤してもキリがないので気持ちを切り替え仕事に向かっていました。
徐々に子どもも保育園に慣れていきました。
それまでは毎日毎日葛藤していました。
いつしか笑顔で子どもは「バイバイ」私は「行ってきます」ができるようになっていきました。
ストレス発散で浪費しがちになる
少し言葉はきついかもしれませんが子どもが小さいうちのお出かけは大変なだけで疲れだけ残ります。
冷静に考えると赤ちゃんに思い出は残りません。
残念ながら長男に聞いても赤ちゃんの頃に出かけた思い出は当然覚えていませんでした。
長男が悪いわけではないので、「確かにそりゃそうだ」と受け止めています。
休日は少しでも子どもと過ごしたくて
1人目の子育ての時には子どもが喜びそうなところにもあちこち出かけましたが
疲れが溜まっているので外食で済ませたり
子どものためと言ってはおもちゃや子育ての便利グッズを買ってしまい
浪費しがちでした。
今となってはもっとお金をかけなくても楽しみ方はあったと思います。
睡眠不足になる/自分の時間がほとんどない
フルタイムで仕事をし、保育園の送迎をし、家事と育児をこなす
どう考えてもゆっくりしている時間はありません。
私はこれが当たり前と思っていたのです。
夜は子どもと一緒に寝落ちしては夜目が冷めてやり残していた家事をしたり
(元夫は夜起きません)
そのまま家事を溜め込んでしまうこともありました。
子どもが乳児の頃は夜泣きしたり、母乳やミルクの時間が繰り返しやってきて
慢性的に寝不足でした。
後々離婚する時に「家事を一切しない」と言われたことが悔しいです。
夜1人で起きてゴソゴソしていたことは元夫には見えませんもんね。
仕事も育児も知らず知らず頑張りすぎてしまう
日頃は保育園でお世話になっているので
休みの日は自分できちんと育児をしないといけないというプレッシャーがありました。
世の中のママさんたちもみんな頑張っているんだから!
と自分に言い聞かせていました。
「良いお母さん」になろうと必死だったのだと思います。
離乳食作りも頑張っていましたが、もっと手を抜きながら切り抜けても良かったんです。
保育園からの呼び出しが多い/子どもが病気をもらうことが多い
保育園は集団生活なのでどうしても感染症をもらうことが多いです。
すぐに熱が出るので朝は元気に保育園に連れて行っても
会社についた直後に保育園から電話がなるということもしょっちゅうありました。
熱が出たので迎えにきてください
子どもの熱が出たみたいなのですいません。
再々保育園からの呼び出しがあると職場に気を遣います。
別に謝る必要はないのでしょうが、すいませんばかり口にしていました。
保育料がかかる(節税対策必須)
仕事をすると収入の柱は増えますが保育料もかかります。
夫婦が2人とも会社員の場合は保育料が高めになります。
知り合いの中にご主人が自営業で奥様は自営業手伝いとパート勤務という方がいました。
保育料は非課税だと言っていました。
その当時はその意味がわかっていませんでしたが、税金をうまくコントロールできていたのでしょうね。
20年前の私は節税の知識が一切なかったので、保育料も取られ放題でした。
今ならどうしていたでしょうか?
考えられる節税対策を駆使して毎年の保育料がどれだけ下げられるかを試していたと思います。
iDeCo
医療費控除(自治体の医療費減免制度が助かる)
ふるさと納税
また、ひとり親の方にとっても節税で保育料アップや児童扶養手当の減額に気をつけましょう。
まとめ
産後すぐに働かなくても良いくらい経済的に余裕があればなあ、とか
保育園に預けなくとも親族の協力が得られたとしても
様々な事情で産後すぐ働いている人もいます。
気をつけて欲しいのは、あなた自身が健康でいること。
中には家族にも頼ることができずに困っている方もいると思います。
そんな時には一人で抱え込まずに、保健所、保育所、なども含めて相談できる人を見つけていきましょう。
私が子育てをしていた頃と違って男性も育児休暇も取得しやすくなってきていますね。
会社と相談して育児休暇が取得できる場合は遠慮なく活用しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。